こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「情報発信って重要?」
と感じている人は多いと思います。
優秀なエンジニアになるためには、アウトプットすることが重要です。
今回は、優秀なエンジニアになるために、なぜアウトプットが重要なのか、何の目的なのかを解説します。
アウトプットしながら学びを深めることができる
エンジニアとして優れた人材として評価されるためには、情報発信が重要です。
とても優秀なのに、発信力がないことで無名なまま埋もれてしまう人材が少なくないのは、アウトプットが上手くできていないからではないでしょうか。
例えば、
- 技術力を磨く
- プロダクト開発をしてリリースする
- 優れたものを作りだせれば、自然に注目を集める
- 自然とあなたの周りに優秀な人が集まる
これをループし続けると、かなり優秀なエンジニアになれます。
少しでも優れた人からヒントを得ようとして近づいてくる人は向上心があり、常に技術を磨こうとしているので、そういう人からさらに刺激を受けるようになります。
その結果として、あなた自身の学びを深めることにつながるのです。
学ぶための情報を集める手段として、ネット通じて探すだけで終わらずに、優秀な人に囲まれるので、生きた情報を得るチャンスに恵まれます。
人脈が広がり、もっと上を目指していけます。
そして優秀な人材が集まれば、その人材を求める企業が視線を注ぐようになり、有利な転職のチャンスを掴んだり、独立して起業家としてスタートできる可能性も広がります。
アウトプットはポートフォリオになる
人材を採用する側からしたら、履歴書の職歴欄に書ける実績だけで能力を評価するのは難しいので、ポートフォリオは採用には欠かせないツールとなっています。
WEBデザイナーなどクリエーターが転職する時には、ポートフォリオが採用判断の材料になるので、転職アドバイザーもポートフォリオは必要だと言います。
ポートフォリオでどんなことが分かるのか、簡単にまとめてみます。
ポートフォリオの構成を考える上で、必要な条件とされる項目です。
- 技術力
- 作品の品質
- 個性や作風
- こだわり
- 仕事への取組み方
- チームでの役割
- リーダーとしての働き
- 要求に対しての対応力
どんな企業でどんなプロジェクトに関わり、何年勤務したのかという職歴だけでは見えないことばかりです。
ポートフォリオが必要な場面が来ない限り、わざわざポートフォリオを作っていつでも見せられるように準備する人は少ないでしょう。
転職のために行動する時に作り始めるのが一般的です。
しかし、常にアウトプットを続けていると、それが結果的にポートフォリオになってきます。
1つの仕事に取り組んでいる間にも、壁にぶつかることもあります。
その壁にぶつかったことで、最終的な完成形がより良いものになることがあります。
ポートフォリオはその人の能力が培われるまでの記録という側面もあるので、プロダクト開発や情報発信を続けていくと、ポートフォリオの骨組みがすでに作られているのです。
転職を考えていなくても、あなの能力を目で見える形にすることは、色々な人と関わって仕事をしていく業界ではきっと役に立つはずです。
アウトプットは成長記録になる
IT業界では開発現場の変化スピードが早く、10年前の常識は全く通じないほどです。
そのスピードについていくためには、常に勉強を続けていくことが大切です。
たった数年で開発現場の様子が変わるのですから、情報や知識を集めてインプットし、そしてアウトプットを続けていくことは、成長の記録になります。
10年前は、プログラム構築ができればそれだけで十分だと思っていた人も多かったのに、今ではプログラミングができることだけでは武器になりません。
小中学生がプログラミングの基礎を学ぶ時代になるので、それが仕事の上で有利になる時代はもう終わりつつあるわけです。
これから業界で生き残っていくためには成長を止めるわけにはいかないのでしょう。
優秀なエンジニアは、発想力や想像力があり、それは天性の才能だから、努力しても誰でもなれるわけじゃないと思い、そこそこの努力しかしない人は、めまぐるしいスピードで変化していくIT業界では生き残っていけないでしょう。
一生懸命努力して知識と技術を身に着けたことは、絶対にムダにはなりません。
そうして積み上げて作り出してきたものが財産になるはずです。
まとめ
- アウトプットを続けていくと、自然にあなたの周りに優秀な人たちが集り、刺激を受けて、より成長できる。
- ポートフォリオであなの能力を目で見える形にする
- アウトプットはあなたの成長記録である
私も日々最新技術をインプットしてアウトプットして、たくさんの人から刺激を受けています。