こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「会社員時代に作っておいた方がいいの?」
と感じている人は多いと思います。
今回は、フリーランスはクレジットカードが作れるのかについて解説します。
クレジットカードが作れないのは信用状態の問題
フリーランスはクレジットカードの審査に通りにくいというイメージを持っている人が多いのですが、必ずしもそうとは言えません。
個人事業主や自由業と呼ばれる人に対して審査が厳しくなる傾向はあるかも知れませんが、審査が通らないわけではありません。
フリーランスでも収入を証明できる書類を提出できれば、問題なく審査に通るはずです。
そもそも収入を証明する書類の提出を求められることもなく、すんなり発行されることもあります。
専業主婦や学生でも作れるカードがあるのですから、個人事業主だから作れないなんてことはありません。
もしも審査に通らなかったのなら、それは他に問題があると考えられます。
よくあるケースが、すでにカードを複数枚持っていて、キャッシング枠の合計が高額になっていて信販会社の審査に通らないことです。
カードのキャッシング枠を使ったこともなく、買い物しても一括払いしか使っていなければ借金という感覚はないと思います。
ですが複数枚のカードのキャッシング枠は審査なしで借りられる金額なので、新たにカードを作る時に影響するのです。
カードの他にも、銀行系のマイカーローンや住宅ローンを利用していると審査に影響することも考えられます。
カードの種類によっては個人事業主としての実績が浅く、安定した収入を証明できなくても発行される場合もあるので、個人事業主だからダメと諦める必要はありません。
もし心配であれば、会社員時代にクレジットカードを作っておきましょう。
個人と法人でクレジットカードを作る
フリーランスの場合は個人事業主でも確定申告をするので、カードは個人用と仕事用を分けた方が経費を処理するのに手間が省けます。銀行口座も分けた方がわかりやすいでしょう。
新たに仕事用のカードを作らなくても、個人事業主の場合はそれまでプライベートに使っていたカードや銀行口座を仕事用にしても良いです。
法人化する場合は口座もカードも法人名義で作れますから、個人用と区別するのもわかりやすいでしょう。
仕事用に作ったカードに年会費がある場合は、その会費は経費として計上できます。
個人用のクレジットカードを仕事用に兼用してしまうと、年会費の経費計上はできませんから、区別した方がメリットもあるわけです。
法人化しているフリーランスなら、新たに発行するカードは法人向けのものを作ることをおすすめします。
法人カードは個人用にはないサービスがあります。
- 従業員用のカードが無料で発行できる
- 提携しているガソリンスタンドの給油が割引になる
- ホテルや飲食店などの優待
など、様々なサービスを付帯しているものがあるのです。
色んな法人向けカードを比較して、欲しいサービスを付帯しているカードを作った方がメリットが増えるでしょう。
さらに最近は法人化していない個人事業主でも作れる法人カードが増えています。
過去の決算書を提示して、黒字決済が一定期間続いていることを証明しないと作れない法人カードもありますが、起業したばかりの個人事業主でも作りやすい法人カードもあるので、個人事業主もカードを新たに作るなら法人カードに申し込んでみると良いでしょう。
おすすめクレジットカード
個人事業主でも法人でも、事業を始める時におすすめのビジネス向けカードをご紹介します。
実績のある法人しか作れないカードではなく、規模が小さくて法人化していなくても作りやすいカードに照準を合わせて選びました。
個人事業主でも作りやすく、赤字でも作れる頼れるビジネスカードです。三井住友という信頼度の高い金融ブランドのカードなので、ビジネス用として心強いでしょう。
個人事業主や商店主でも作りやすく、初年度は年会費が無料です。空港ラウンジを使えるサービスが特典としてついているので、出張が多い人には嬉しいポイントです。
楽天カードのビジネス版は、個人用の楽天プレミアムカードを作り、追加でビジネスカードを作れます。個人事業主でも作りやすいビジネスカードです。
仕事用の備品を楽天で購入すれば、ポイントも貯められるのでお得です。
個人用にカードの支払いとビジネス用カードの支払いの口座をそれぞれ分けて設定するので、経費の扱いを分けるのも簡単です。
アメックスのカードは審査が厳しく、起業して間もない個人事業主が審査を通るのは難しいと思われて敬遠されがちですが、起業したばかりの個人事業主でも審査に通っています。
年会費31,000円と高めですが初年度無料キャンペーンのチャンスを狙えばお得です。
まとめ
- フリーランスでもクレジットカードを作ることができる
- しかし、収入を証明できる書類を提出しないといけない場合がある
- カードを複数枚持っていて、キャッシング枠の合計が高額になっている場合は注意する
- 個人と法人でクレジットカードを分ける
- 法人カードには様々なサービスが付帯している
もし、心配であれば会社員時代にクレジットカードを作っておくと安心かと思います。