こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「請求書について詳しく教えて欲しい。」
と感じている人は多いと思います。
フリーランスは、確実に支払いをしてもらうために、請求書を作らないといけません。
請求書は、正しく必要事項を記載していないと、やり直しになったり二度手間になってしまうこともあります。
基本的な請求書の書き方を理解しておけば、スムーズに取引が進み、確定申告時にもストレスなく処理が出来ます。
今回は、請求書を作るときのポイントなどをご紹介します。
Contents
請求書作りの基本事項はいくつもある
フリーランスとして請求書を作るときには、記載する事項がいくつもあるので注意が必要です。
フリーランスを始めたころは、しっかりと確認して慎重に請求書を作成して下さい。
記載する事項としては、
- 取引先の会社名などの請求書の宛先
- 金額や数量など請求内容
- 消費税の詳しい表示
- 発行日
- 支払い期日
- 自分の名前である発行者
- 振込先
- 特記事項
- 請求書番号
こちらが基本的な請求書の内容です。
請求書の宛名は事前に確認しておく事
請求書を記載するときに大切なポイントとして「宛名」があります。
請求書の宛先は、会社名や担当者名を記入する事になります。
場合によっては依頼者と異なる宛先を指定されることもありますので、事前に取引先に確認しておく事が大切です。
請求内容の確認をしておく事
請求書には商品名、金額や量を記載します。
絶対に間違えないように記載して下さい。
取引先から書き方を指定されたり、追加で指示される場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
振込先は確実に記載する事
振込先には、銀行名や支店名、口座の種類などを正確に記載しなければいけません。
意外と間違えてしまうポイントでもあるので注意しましょう。
振込手数料を自分で負担するのか取引先が負担するのかで変わってきます。
振込手数料を負担してもらう場合にはその旨を記載するので確認しておきましょう。
特記事項を確認すること
特記事項とは、請求と支払いに関する特別な条件がある場合に記載します。
条件による支払いの変更や支払いそのものが分割になるなど、通常の支払いではなく特別な条件がある場合に記載します。
請求書の締め日を確認しておく事
取引先が法人の場合は、締め日で区切り毎月1回の支払日があるのが一般的です。
それに合わせて請求書を発行することになりますが、発行する日は請求書を発行した日ではありません。
取引先の請求締日にする事が多いです。
締め日を過ぎてから請求書を発行すると支払いが次の月になってしまう事もあります。
請求書のミスでその月が生活出来ないなんて事にならないようにしましょう。
特に取引先がいくつもある場合には、会社によって締め日が異なるので確認をしておきましょう。
御中と様の表記は気をつける事
フリーランスとして取引先の宛先を書かなければいけません。
そこで問題になるのが、「様」をつけるのか「御中」をつけるのかというその使い分けです。
様
宛先に担当者の名前を記載するとき
御中
会社名や部署までを記載するとき
様と御中を同時につける事はマナーとしては良くありません。
当たり前のような事ですが、知らないフリーランスも多いです。
仕事を依頼している以上、マナーを守ってやり取りをするようにしましょう。
消費税計算で小数点以下は切り捨てる
フリーランスとして請求書を作成するときに、消費税の計算は厄介なポイントの一つです。
計算したときに小数点以下の数字が出た時にどのように処理をするか分からない人も多いでしょう。
1円未満の端数が出た場合には切り捨てをするのが基本です。
国税庁の方針としては、小数点以下は切り捨てとなっています。
フリーランスとして成功するためには細かい部分でも気を使うべきだと思います。
まとめ
- 請求書は間違いがないように記載する
- 請求内容や振込先はしっかり確認する
- 法人によって、締め日が異なるので確認する
- 御中と様の使い分けを理解して基本的なマナーを抑える
- 消費税計算で小数点は基本的に切り捨てる
フリーランスとして請求書の作成は基本です。
難しそうに見えますが慣れてしまえば簡単です。
取引先に合わせてマナーを守って請求書を作成するようにしてください。