こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「どうやって屋号を決めたらいいか分からない」
と感じている人は多いと思います。
屋号を考えるのが大変と思っているそこのあなた!!
屋号を付けてフリーランス生活をさらに充実させましょう。
今回は、フリーランスになった時に屋号を付けたほうがいい理由を解説します。
フリーランスになる決意をする
フリーランスになりたいという夢を抱いている人は多いと思います。
毎朝身動きもできないほど混んでいる通勤電車に揺られ、家でゆったりと過ごす時間もほとんどない生活から解放されたいと考えている会社員は多いです。
実際にフリーランスになった場合のメリットやデメリットを、よく検討した上で新しい仕事をスタートさせないと、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。
フリーランスになると収入が倍増すると考えている人もいるかもしれませんが、現実はそれほど単純ではありません。
職種によっては収入が激減する可能性もないわけではないので、その辺りを覚悟してフリーランスになる決意をする必要があります。
フリーランスに転向した後にしっかりとフォローしてくれるエージェントをあらかじめ見つけておくと、フリーランスへの転向がスムーズにいきます。
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フリーランスになるとすべてが心機一転ですから、パソコンを新しくしたり仕事用の銀行口座や印鑑を作ったりと、忙しい中にも楽しみがあります。
屋号とは?
フリーランスとして末永く続けていく決心をしたのであれば。屋号も付けておくのがおすすめです。
屋号とは?
会社名や店名のようなもので、フリーランスの人が使用する看板のようなものだと考えるとわかりやすいです。
屋号ができたのはもともとは江戸時代のこと、当時苗字を携帯することが許されなかった人たちが集落内で家屋を区別するために付けた名前が屋号だといわれています。
この屋号は一代限りではなく、子・孫まで代々継承されたものが多く、明治維新を経て公家や武家以外でも苗字を持つことが許されるようになると屋号を苗字として使用する人もかなり多かったといわれています。
屋号を付けるメリットは?
この屋号はフリーランスになって商売を始めるのでもない限り、絶対に付けなければならないというものではありません。
確定申告や保険の加入などにも屋号が必ず必要になるというわけではないので、メリットがあると判断した場合にだけ付ければいいと思います。
エンジニアだと屋号など特に必要がないようなイメージを受けるかもしれませんが、
屋号を作っておけば事業専用口座を開設することができますので、個人の普通口座と分けることができて便利です。
また、フリーランスとして長くやっていくうちにエージェントを通さない仕事なども徐々に増えていきます。
この場合に個人名ではなくて屋号があるとクライアントにも覚えてもらいやすい、親近感を持ってもらえるという大きなメリットがあるのです。
さらに屋号の角判を作っておけば領収書などに捺印した場合に個人名の印鑑よりも信頼感が出てくることも確かです。
名刺にしてもただ単に氏名だけではなく、屋号を印字することによって「できる」という印象を与えることができます。
このように多数のメリットがある屋号ですが、税務署に開業届を提出する際に屋号を記入する欄がありますので、提出する前に名前を決めておかなければなりません。
屋号が決まっていない時点で開業届を提出すると個人名がそのまま事業所名になってしまいます。
ちなみに屋号は登録商標をすることもできます。
屋号を付けるポイントは?
屋号というのは法律による拘束力があるものではないので、基本的には自由に付けてかまいません。
とはいっても一般に広く知られている有名企業にそっくりの名前や有名なキャラクターの名前をそのまま屋号にすることはできません。
他の人が使用している屋号とたまたま同じ名称を選んでしまっても特に問題はありませんが、法務局で屋号調査をしてもらえば重複しているかどうかを確認することができます。
どうせなら他の人が使っていないオリジナルな自分だけの屋号を持ちたいのが人情というものです。
どんな屋号を付けるかについては、やはり仕事内容がだいたい予想できるようなものが理想的です。
たとえば「○○システム」とか「○○デザイン」といったような感じです。
屋号では英語や数字も使えますので、ちょっとモダンな名前を付けることも可能です。
しかし、売り込みをしたいときにあまりかっこよすぎる名前だと
・電話でうまく伝えられない
・相手にわかってもらえない
・発音が難しい
といった問題が出てきますので、できるだけわかりやすくてシンプルなものがいいです。
まとめ
- 屋号があることで、クライアントに覚えてもらいやすくなります。
- さらに親近感を持ってもらえます。
- 屋号は、仕事内容が予想できるものにする。
- 屋号は、シンプルなものにする。
- 開業届けを出す前に屋号を考える必要がある。
屋号を付けて、フリーランス生活をさらに充実させましょう。