こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「スキルシートって何を書いたらいいの?」
と感じている人は多いと思います。
フリーランスエンジニアとして案件を探すために、スキルシートは大きな役割を果たします。
ライバルにスキルシートでも差をつけないと案件を獲得する事が出来ません。
箇条書きでも良いのでは?という人も多いと思いますが、しっかりスキルシートを作らないと、本当の実力を伝えることができません。
今回は、フリーランスエンジニアが案件を獲得しやすくなるスキルシートの書き方についてご紹介します。
Contents
スキルシートの重要性
スキルシートは自分の経験を伝えるためのツールです。
スキルシートの情報をもとにして採用担当者が候補者を選ぶので、案件を獲得できるかが、かかっています。
スキルシートは自分が書きたいことを書けば良い訳ではなく、企業側の目線を持って自分の価値を正しく伝えるというが大切です。
ミスマッチをなくすこと
企業側はスキルシートを通して、プロジェクトに必要かどうかを判断します。
応募者はスキルシートを通して、自分のスキルを正しく伝えて、希望する仕事を獲得します。
お互いの意向をすり合わせるものがスキルシートです。
ズレが生じればお互いが嫌な思いをしてしまいます。
企業側
- 事前に聞いていたスキルレベルに達していない
エンジニア側
- 事前に聞いていた職場環境と全く異なる
など、お互いの認識のズレはよくあります。
スキルシートはお互いのミスマッチをなくすのに、とても重要なものです。
覚えておくべきスキルシートの基本
フリーランスエンジニアとして、スキルシートのおさえておきたいポイントはいくつかあります。
- スキルシートはA4で2枚程度
- 簡潔に箇条書きでまとめる
- 文末は言い切るように統一
- 社内用語、略語は使用しない
- 期間を表す時は西暦表記
- レイアウトや行末を揃えて統一感を出す
上記がスキルシートを書く上での基本です。
基本をしっかり守る事は伝わるスキルシートの近道と言えます。
仕事は全て書き出す事が大切
スキルシートを書く際に押さえておきたいポイントとして、最初にこれまでの仕事を全て書き出す事が大切です。
自分の仕事を洗い出すためには、
- 自分が担当した業務内容
- 参加した期間
- 自分のスキル
- 勉強した内容
上記を具体的に書き出します。
自分の仕事を書き出す事で、どんな仕事をどの程度出来るのかを明確に出来ます。
他の人と仕事をする際に自分がどんな立ち回りをしてきたかも重要なポイントです。
メンバーの教育やリーダーの経験など自分が経験したことを洗い出す事も役立ちます。
案件に合わせて強みを意識する
フリーランスエンジニアとして仕事を探す場合に、プロジェクトに応募することから始まります。
応募するプロジェクトによって求められるスキルは違います。
スキルシートを使用して自分のスキルを伝える時も、応募先によって切り口を変える事が大切になります。
技術志向の職種を希望する場合のスキルシート
Web系や製品開発などの案件に応募する場合には、自分が行ってきた開発環境の詳細や技術習得への取り組み内容をメインに書くと良いでしょう。
マネジメント志向の場合のスキルシート
マネジメント志向の場合にはこれまでの経験を書くのはもちろん、マネジメント的な役割を担ってきた経験をメインに伝えましょう。
マネジメント経験を通して自分がこだわったポイントや具体的にどんな役割をしてきたのかという視点で書くと良いです。
プロジェクトの全体像を意識していることをアピールする
スキルシートを書く上では自分の経験をアピールする事以外にも、ただの作業者ではなくプロジェクト全体を理解していることをアピールする事が大切です。
プロジェクトの全体像や目的を理解していたことをアピールするためには、
- プロジェクト概要
- 自分が担当していた役割
上記をしっかりと記載すること事が大切です。
全体を理解して努力した事や心がけていた事があれば含めてアピールしましょう。
まとめ
- 案件を応募するにはスキルシートが大切で、基本はしっかりと覚えておくこと
- スキルシートを書く前に自分のこれまでの仕事を書き出しておく
- 案件に合わせて切り口を変えること
- プロジェクト全体を理解- 意識していることをアピールする
フリーランスエンジニアにとって仕事を獲得するためにはスキルシートが大切です。
それぞれの案件に応じてスキルシートのアピールポイントを変えると効果的です。
自分がやりたい案件を獲得するために、スキルシートには力を入れましょう。