こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「これからどう世の中が変わっていくの?」
と感じている人は多いと思います。
今回は、プログラミング教育が必修化されることについて解説します。
なぜプログラミングが必修化されるのか?
2020年から小学校の授業でプログラミングが必修化されます。
どんどんIT化が進んでおり、個人情報の管理も大半がプログラム化されている状態です。
仕事でもパソコンを使うことが多く、機械も昔のようなアナログの物はどんどん減少していますし、プログラムを組んでから自動で動かす機械が主流になっているのです。
今後はもっとIT化が進んでくることは確実なので、働く人全員がプログラミングの知識が必要になってきます。
そうなれば新入社員の育成にも時間と費用が掛かりますし、ただでさえ未経験者を指導できる人が激減している状態なので、その必要がないように小学生のころから必修化して覚えてもらうということです。
2020年時点で小学生ということは、仕事をする頃には現在よりも、もっとIT化が進んでおり、現在まだアナログで使える機械なども、これからは使用することが無くなる可能性も十分あります。
このような時代になっても即戦力となる人材が確保できるように、小学生のうちからプログラミングを学ばせる必要があるのです。
他にもプログラミングの学習には、
- 想像力
- 思考能力
- 問題解決能力
などを育てることにも繋がっており、現在仕事をしているゆとり世代には足りないことが多い能力だと言えるでしょう。
会社の仕事は思考力や想像力、問題の解決能力は欠かせません。
仕事をする場合、常に上司がそばにいるとは限りません。
人間なので失敗することもあるでしょう。
このような問題に直面した場合、自分の力で解決していく人材を企業は求めているのです。
どんな内容になるのか
小学校で必須教育となるプログラミングの目的は何でしょうか?
それは普段我々が生活をしている中にもいろいろなプログラムが使用されていることに気が付いてもらうことです。
なので、実は授業内容が大きく変わるわけでも、新しい教科ができるわけでもありません。
- これからは新しくプログラミングの教科ができる
- 授業で頻繁にパソコンを使うようになる
- コーディングを教えられる
とよく言われています。
実はこれらは間違った認識なのです。
実際は、プログラミングの要素を今まで行われている授業に取り入れるというだけなのです。
もちろん授業にパソコンを使うことはあるのですが、今まで行われていた授業でもパソコンを使うことはありました。
特に算数や理科の授業ではよく使うことがあるので、これからも今までもそれほど変わりません。
小学生のうちからプログラムを組む授業を行うということでもなく、コーディングなどは専門学校や工業高校などで行われているため、小学校では行わないのです。
算数や理科だけではなく、高学年になれば家庭科の授業も行います。
家庭科の授業でもプログラミングの要素をうまく利用することができるのです。
あくまでも思考を取り込むことを目的としているので、もっと専門的に学習したいのであれば、パソコン塾などに通って覚えるようになるでしょう。
これは今までもこれからも変わりません。
普段行われている科目に、プログラミングの要素を加えることが目的なので、授業内容は殆ど変わらないことを知っておく必要があります。
必修化することにより、世の中がどう変わっていくのか
プログラミングが必修化されることによって、世の中は今以上にアナログからデジタル化への流れが活発になっていくでしょう。
現在では製造業や飲食業を中心に、IT業界以外の分野もどんどんIT化が進んでいます。
テクノロジーの発達により、プログラミング的な思考能力を求められている時代になっているのです。
デジタル化されていけば人材も少数で済むので、少数精鋭の企業がどんどん増えていくことが予想されます。
少子高齢化によって人材不足が深刻化が懸念されていますが、IT化によって必要な人材が少なくて済むでしょうから、現在のままでも十分対応できるでしょう。
また、人間に代わってロボットが作業を行う現場も増加してくるので、ロボットやIT技術を活用する、作り出す企業が様々な分野で活躍していくことが予想されます。
少数精鋭になれば少ない人数で今までと同じような作業ができるようになるので、それだけ企業の利益がどんどん増えていきます。
今までは研修を行って、1から順に教育していく会社が多かったのに対して、これからは即戦力となる人材をメインに採用していくように変わっていくでしょう。
より効率的に利益が得られれば企業が活性化していくので、それが政府の狙いでしょう。
・自宅にいながらオンライン完結で勉強できる
・受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく
・チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる
・オリジナルサービスやオリジナルアプリなどの開発までサポート
まとめ
- これからもどんどんIT化が進んでいきます。
- いざとなってから行動していたのでは遅いので、今からプログラミングを学び準備しておきましょう。