こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
なかなかできない経験をさせてもらったので、紹介したいと思います。
海外あるある満載です。
ある日突然排水管が詰まる
ある土曜日、キッチンで洗い物をしていたら、突然排水管が詰まってしまいました。
水が流れない状況で、スッポンなど使ってもダメでした。
食べ物を流さないように気をつけていたのですが、詰まってしまった時はショックでした。
アパートメントに住んでいると、排水管が詰まる時がある
水が流れないだけであれば良かったのですが、放って置くとキッチンの排水管から汚水が常に逆流してくる状況でした。
汚水は濁っており、匂いもキツかったのを覚えています。
アパートメントのオーナーに今すぐ対応して欲しいと電話したのですが、水道業者がくるのが月曜日ということに。
緊急であってもすぐには対応してもらえない
汚水が常に逆流しているので、シンクがあふれる前にバケツを使って水を抜かないといけません。
土曜日だったので、その夜と日曜日の夜は、シンクから汚水が溢れないか心配で寝れなかったです。
水を常に抜きながら、なんとか月曜日がやってきました。
水道業者が修理にやってくる
月曜日の午前中に水道業者が来るということだったので、仕事に行くことに。
その日から人生初の体験が始まります。
仕事をしているとオーナーから電話がありました。
汚水が逆流していたのは、お隣さんが排水管を詰まらせ、共有部分も詰まってしまったことが原因であったことがわかりました。
そして、オーナーから衝撃の言葉が…
いきなりリノベーションすることに
その時はよく状況を理解していなかったのですが、仕事から帰ってみると…
フローリングが全てなくなっていました!!!

しかも、水分を乾かすためのファンが常に動いていて、部屋中にものすごい音がしていました。
確認もなしで事後報告
すぐオーナに電話して、状況を確認しました。
えーと、この状況は…
今週中には終わるからと言われ、数日分の服を持って指定されたホテルに行きました。
ホテル生活開始

ホテルでの生活編は別の記事にしてあります。
その週の金曜日オーナから電話がありました。
いつ終わるか分からない
全ての手順が遅いので、保険がいつおりるのか分かりません。
日本であれば、排水管の対応もすぐにやってくれるだろうし、リノベーションするとなっても保険はすぐにおりると思います。
保険がおりないということは、リノベーションを始めることができず、家に帰ることができません。
しばらく帰れないことを覚悟して、身の回りのものは全てホテルに運びました。
それから、
1週間…
さらに1週間……
さらにもう1週間………
一向にリノベーションが始まる気配がありません。
そして、ホテル生活が1ヶ月経過したある日、ついにリノベーションが始まることに。
しかし、リノベーションをするには部屋の全ての荷物を移動することに。
強引に物事をすすめる
テレビやソファー、ベッド、机など大きな家具があるので、引っ越し作業は大掛かりになりました。
5人ほどの引っ越し業者が来て、全ての荷物を専用のコンテナに移動させられました。
PCなどの自分の大事な荷物だけは自分でまとめて、なんとか全ての荷物を移動することができました。
リノベーション開始

そして、キッチンや備え付けの棚などすべてが壊されていきました。
そして待つこと1週間、フローリングが元に戻りました。
さらに1週間、キッチンが元通りになり、壁が塗り替えられ、やっとリノベーションが完了しました。

部屋の荷物も元通りになり、6週間のホテル生活から解放され、無事に部屋に戻ることができました。
まとめ
- 海外では何事も思い通りにはいきません。
- 何かをお願いしても、かなりの時間待たされることはよくあります。
- そういうものだと認識を改めて、こまめに連絡を取り合い、常に状況を確認する必要があります。
- 今回のハプニングを通して、色んなことを経験させてもらいました。
- 海外ではハプニングを楽しまないとやっていけません。
- 次のハプニングは何が起こるかな~