こんにちは、モントリオール在住エンジニアのHaru(@hathle)です。
「起業に向いていないかもしれない!」
と感じている人は多いと思います。
サラリーマンとして一生を終えるのではなくて、自分で起業をするというのは多くの勤め人にとっての夢といってもいいと思います。
とはいえ、起業するのに向いている人と向いていない人がいることも確かです。
今回は、起業に向いている人と向いていない人を解説します。
起業に向いている人
起業を考えている人は、まず自分が起業に向いているのかどうかを考えてから行動を起こすことをおすすめします。
起業するのに向いている人
とにかく粘り強くて多少の困難にはへこたれないタイプです。
起業をしたのはいいけれど3年後になっても生き残っている確率は3割でしかありません。
残りの7割は途中で経営がうまく行かずに消えていくことになります。
つまり、起業したからといって誰もが成功して収入が増えるというわけでは決してないのです。
まずそのことを肝に銘じて自分が困難な道を進んでいけるかどうか確認したほうがいいです。
また、起業する人はどんな些細なことでもすべて自分でやりたくなるタイプが多いです。
しかし、ビジネスが順調に展開していくにつれて雑事が増え、自分一人の手では負えない時が必ず来ます。
すべて自分でやるのではなく、他人に仕事を安心して任せることができる人は、起業に向いています。
起業に向いていない人
起業をするのに向いていない人の特徴は、
お金の管理がうまくできないということです。
事業を始めるのに有り余る資金があって、借金ゼロで始めるという人はあまり多くはありません。
たいていは借り入れをして、毎月返済をしながらビジネスを運営していくという形になるはずです。
そんな場合、月々の返済に充てるお金は何が何でも保守しなければなりません。
返済をきちんと行っていれば銀行側への信用もできますし、信用を積み重ねればさらに大きな額のお金を借りて事業を拡大することも夢ではありません。
例えば、下記の資本金でビジネスをスタートした場合、
- 自己資金として貯金していたお金
- 親に援助してもらったお金
- 銀行から借りたお金
ギリギリのところでビジネスを運営していたら、返済が出来ない月も出てくる可能性があります。
なので、親に援助してもらったお金は万が一のときのためにとっておいて、自己資金と借金だけでビジネスを運営するようにしましょう。
お金の管理がうまくできず、収支が見込めない人や月々の返済にも困る人は起業はやめておいたほうが無難でしょう。
それから、これは金銭面よりも大切なことなのですが、自分で事業を展開していくためには倫理観が非常に重要だということです。
起業をすると自分が事業の顔になるわけですから、倫理がなければクライアントは付きません。
飲食店を経営する、何かの物品を販売する、あるいはフリーのエンジニアとして活躍していく、どの職種においても人間としての倫理観が必要になってきます。
これは会社勤めをしているうちからつちかえることです。
大切なのは自分の向いていない点を修正していくこと
起業に向いている完璧な人というのはいないものです。
それぞれ、何らかの欠点があるはずですが、それを自覚した上で自分の向いていない点を修正していくことでビジネスを成功させることは可能です。
ビジネスは当たり外れの大きい部分もありますから、あまり完璧主義でもやっていけません。
リターンがあればリスクは当然のことと割り切って、肩の力を抜いてやっていくことも大切です。
失敗を恐れていたのでは事業を成長させていくことはできませんが、失敗をよく分析して次の参考にできるような心構えさえあれば大丈夫だと思います。
ただ、サラリーマンとして優秀な人でも、起業して必ず成功するわけではないということは強調しておきたいと思います。
上司に命令されたことをするのは苦手だけれど、自分でアイディアを出してマイペースで実現していくのが得意な人は起業には向いています。
まとめ
起業に向いている人は、
- 粘り強くて困難にはへこたれないタイプであり
- 人に仕事を任せれる人
- 倫理観を持ってる人
- 失敗を分析して次に繋げられる人
- アイデアを出してマイペースで行動できる人
起業に向いていない人は、
- お金の管理ができない人
- なんでも自分でやってしまう人
- 完璧主義な人
- 失敗したら落ち込んでしまう人